日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)
前編

 

 

 

 徳川家康を神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)を祀る。
日光東照宮の建物には、多様な動物の木彫像がみられることが多い。これらの動物のほとんどは平和を象徴している。眠り猫は踏ん張っていることから、実は家康を護るために寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかかれる姿勢をしているともいわれているが、もう一つの教えとして、裏で雀が舞っていても「猫も寝るほどの平和」を表しているのである。