赤レンガ倉庫

 

 

 

  赤レンガ倉庫は、明治時代の終わりから、大正時代の初めにかけて建設され、当時の横浜港は、1859年の開港から半世紀を経て、近代的な港湾の整備が横浜市にとって急務となっていた。1889年には第1期築港工事が始められ、大桟橋、東西防波堤などの整備が進められ、これに続く1899年には、横浜税関拡張工事の名目で大蔵省が主導して、第2期築港工事が始められ、第2期築港工事は、前期と後期に分かれるて、前期工事は、税関前の海面を埋め立てて、係船岸壁を有する埠頭の建設を主に進めた。