壱岐の島(酒蔵見学)

 

 

   

  壱岐焼酎がいつからどのようにして造られ始めたのかをはっきりと記す文献は無いのですが、 言い伝えによると、戦国末期頃には焼酎が造られていたようです。 この頃壱岐では米が豊富だったため清酒作りが盛んでしたが、江戸時代になり幕府の参勤交代が敷かれると、 藩の財政が切迫し米が不足したため、麦での焼酎作りが盛んになったそうです。
当時の焼酎作りは個人で作る、いわゆる【どぶろく】でしたが、明治32年に酒税法が施行され密造酒が禁止されたため、 酒類製造免許を取得した現在でいう蔵元が生まれるに至りました。 記録によると、当時55件の蔵元あったそうです。
その後、統廃合を経て現在では七つの蔵元が焼酎造りに切磋琢磨しており、それぞれが伝統の製法を守り続けながら、 新たな焼酎づくりに挑戦し、世界中で高く評価されています。HPより

 

撮影:2013.05.25