一畑寺(いちばたじ)「一畑薬師」

 

 

   

  一畑薬師は、出雲神話の国引きで名高い島根半島の中心部、標高三百メートルの一畑山上にある。「目のお薬師さま」として、古くから全国的に知られ、千三百段余りの石段(参道)でも有名である。宗派は禅宗(臨済宗妙心寺派)、また一畑薬師教団の総本山として全国に約五十の分霊所がある。創開は、894年一畑山の麓、日本海の赤浦海中から漁師の与市が引き上げた薬師如来をご本尊としておまつりしたのが始まりで、与市の母親の目が開いたり、戦国の世に小さな幼児が助かったことから、「目のやくし」「子どもの無事成長の仏さま」はじめ、諸願に霊験あらたかなお薬師様として篤く信仰されている。HPより
 

 

撮影:2010.09.21