山手80番館遺跡

 

 

   

  イ明治の初めにフランス人実業家ジェラールが船舶給水業を営んでいた場所。ジェラールはこの地の良質な湧水に着目し、貯水施設を造り、パイプで水を船舶に送り、販売する給水業を営んでいた。本遣跡は、煉瓦壁体が鉄棒によって補強されており、耐震上の配慮がなされていましたが、床部のせりあがりや壁体の亀裂が随所にみられ、関東大地震による被害状況を物語っています。現在、地下室部分を残すだけですが、浄化槽をも備え、古き良き横浜の居留外国人の華やかな暮らしぶりをうかがいしることができます。
HPより
 

 

撮影:2011.11.27