八島ヶ原湿原(やしまがはらしつげん)鬼ケ泉水

 

 

   

  現在の姿を目にするまでには、1万2千年という気の遠くなるような時間を必要とした。湖沼では周囲から土砂の流入、水生植物の繁茂などが起き次第に埋められていく。標高1000m以上の場所や高緯度地方では寒冷な気候のため、植物の遺体は腐敗・分解がしにくく泥炭となって堆積した。
 

 

撮影:2016/7/20