諏訪大社上社 本宮(ほんみや)後編

 

 

   

  本宮は諏訪造りの代表的なもので、建造物も四社の中で一番多く残っています。また神体山を拝するという大きな特徴を持ち、祭祀研究の上からも注目されています。境内のほぼ真中に東宝殿、西宝殿と言う二棟の茅葺の建物があり、本宮で最も大切な御社殿で、寅年と申年毎に交互に建替がなされ遷座祭が行われます。
本宮最古の建物は四脚門で、1608年に徳川家康が家臣大久保石見守長安に命じ、国家の安泰を祈願して造営寄進したもので、別名を勅使門とも言います。
 

 

撮影:2016/7/21