姫路城(ひめじじょう)

 

 

   

 天を舞う白鷺のように見える姫路城は別名白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)ともいわれ、 建築技術の粋を極めた傑作、現在の姫路城は、徳川家康の次女督姫を妻とする池田輝政により建てられたもので、関ヶ原の戦いの翌年にあたる1601年から8年の歳月が費やされました。それまで羽柴秀吉がその20年前に建てた三層の姫路城が建っていましたがこの城を取り壊し、5層7階の天守となりました。化粧櫓は、千姫が忠政の嫡男・忠刻に輿入れする際の化粧料10万石で1618年に建てられたもので、外観は二重二階、内部は畳が敷かれた座敷部屋が3室に区分され床の間がある奥御殿になっている、戦前の修理までは、化粧櫓にはその名の通り当時の化粧品の跡が残っていたという。
 

 

撮影:2002/11/8