撮影 :2017.6.17
中山道34番目の宿場、現在の長野県塩尻市奈良井に位置する。 塩尻市(旧楢川村)の奈良井川上流に位置する、標高900m台の河岸段丘下位面に発達した集落である。木曽路十一宿の江戸側から2番目で、11宿の中では最も標高が高く難所の鳥居峠を控え、多くの旅人で栄えた宿場町は「奈良井千軒」といわれた。江戸寄りから下町、中町、上町に分かれ、中町と上町の間に鍵の手がある。水場は、山側に6ヶ所あり、現在は重要伝統的建造物群保存地区として、当時の町並みが保存されている。