御薬園(おやくえん)

 

 

 

 庭園は1696年、松平正容が園匠の目黒浄定を招き、小堀遠州の流れをくんだ本格的な大名型山水庭園に大改造したもの。園内の楽寿亭や御茶屋御殿の建物は、戊辰戦争時に新政府軍の傷病者の診療所とされたため、戦火を免れた。
1932年に、江戸時代の代表的な大名型山水庭園として優秀なものとして国の名勝に指定された。