三千院(さんぜんいん)前編

 

 

   

  三千院は天台三門跡の中でも最も歴史が古く、最澄が788年、比叡山延暦寺を開いた時に、東塔南谷に自刻の薬師如来像を本尊とする「円融房」を開創したのがその起源という。
境内には往生極楽院のほか、宸殿、客殿などの建物があり、このうち、境内南側の庭園内にある往生極楽院は12世紀に建てられた阿弥陀堂で、内部には国宝の阿弥陀如来及両脇侍像(阿弥陀三尊像)を安置している。
 

 

撮影:2011.11.22