上高地(かみこうち)明神池

 

 

   

  上高地の奥の穂高神社奥宮境内にあり、穂高神社とその祭神である穂高見命(ほたかみのみこと)の地である。梓川右岸の標高約1,425 mに位置し、池はひょうたん型で一の池と二の池に分かれており、湖面へ映る木々が美しいく、池ではイワナ、マガモ、オシドリなどが見られる。
明神岳の岩壁直下で、神秘的な静けさをただよわせる明神池は、穂高神社の私有地(5.28ヘクタール)の中にあります。明神池は穂高神社の神域で別名「鏡池」「神池」とも呼ばれます。
穂高神社の御祭神は遠く北九州に栄えた海神で、北アルプスの総鎮守として鎮座します。上高地は古くから、神降地、神合地、神垣内、神河内などとも呼ばれ、神々を祀るにもっともふさわしい神聖な場所とされてきました。
 

 

撮影:2004/10/01