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長勝寺(ちょうしょうじ)後編
津軽藩のでもある長勝寺に、津軽承祐公のミイラが残されていたが、ただこれはどうやら死蝋であったらしい。墓地移転が行われた昭和29年8月3日に発掘され、茶殻の詰め込まれた座棺の中で生前に近い形で納められていたようだ。 発掘後、空気に触れたためか徐々に腐敗が始まったため、永久保存処理を施して、長勝寺に平成7年まで安置されていたが、阪神大震災のあったこの年、津軽家の要請により、5月20日に火葬に付し墓地に収められたという。 長勝寺には、現在は承祐公のミイラの写真と、かつて収められていた棺を見ることができる。
撮影:2015/10/17