ぶらり江の島「江の島岩屋」(第一岩屋)

 

 

   

  江の島弁財天信仰の発祥の地で、多くの高僧や武将がここを訪れて祈願のため籠ったことを「江の島参籠」といってました。夏は岩屋に海水が入るので、昔は旧四月〜十月の間は、岩屋本宮の神様を山の上の御旅所(奥津宮)に移していたと伝えられています。岩屋は、第一岩屋と第二岩屋があり、いずれも藤沢市が管理、現在は何もお祀りされていませんが、多くの石仏や奇岩、句碑などを見ることができます。石亀は第一岩屋と第二岩屋の2つの洞窟をつなぐ通路から亀石を見ることもできます。
案内板によれば、地元の石材店の人がノミをふるったと言われ、亀の形をしていて、沖に向かって泳いでいるように見えますが、潮が満ちてくると亀石は波に隠れてしまいます。

 

 

撮影:2017/9/15